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地域モビリティの再構築

地域モビリティの再構築

◆監修:家田仁/小嶋光信
◆定価:本体1,700円+税
◆仕様:A5判 並製 292頁
◆刊行:2021年8月10日発売
斯界の叡智が結集! コロナ禍で更なる危機に瀕する公共交通再生の道を示す!
目次
総論 地域モビリティ問題の本質~求められる俯瞰的総合~

第1部 転換期の地域モビリティと未来へのデザイン再構築
第1章 目指すべき地域社会と地域モビリティ
第2章 モード・路線再編による再構築
第3章 地域公共交通の現場で何が求められているのか?
    ~キーワードは「適材適所」~
第4章 まちづくりからみた再構築
第5章 情報技術による再構築
第6章 車両技術による再構築
第7章 災害・防災から地域モビリティを捉えなおす
第8章 SDGsで活かす交通権確保の道筋

第2部 地域公共交通を支える現場の最前線から
第1章 日本の地域公共交通をサステナブルに維持する方策と課題
第2章 地域公共交通のCX・DXと再編が地域を救う
第3章 地域公共交通が果たす都市の持続可能性

調査報告 「公共交通経営実態調査」に見る新型コロナ災禍の影響

執筆者

家田 仁  政策研究大学院大学
小嶋 光信 地域公共交通総合研究所
三村 聡  岡山大学
岡村 敏之 東洋大学
伊藤 昌毅 東京大学
清水 哲夫 東京都立大学
板谷 和也 流通経済大学
加藤 博和 名古屋大学
鎌田 実  日本自動車研究所
神田 佑亮 呉工業高等専門学校
冨山 和彦 経営共創基盤IGPIグループ・日本共創プラットフォーム
森 雅志  富山市前市長
大上 真司 地域公共交通総合研究所
町田 敏章 地域公共交通総合研究所

推薦のことば
中村英夫 東京都市大学 名誉総長

多くの著者が各章を分担して共同執筆する書物にはあきたらないものが多い。そのような先入観のもと目を通した本書は予想とは異なっていた。地域モビリティという小さくは見えるが実は大きく多面にわたる複雑なこの社会問題について、独自の専門や立場を持つ各章の著者がそれぞれの視点から、この問題の現象や対策についてていねいに記述しながら、書名にかかげられた全体のテーマにむかってまとめ上げられているからである。
総論で述べられている俯瞰的なとらえ方の見事さと、それに総括される各章の内容は、どの地域にも存在するこの問題の考察に際して、参照する価値は充分にあると思われる。

山内弘隆 (一財)運輸総合研究所 所長

少子高齢化、人口減少等社会構造の変化の中で地域モビリティの危機が指摘されてきました。コロナ禍はこれに拍車をかけ、問題の本質を明らかにしました。今こそ、地域モビリティの構造改革が求められています。目指すべきは安心安全で持続可能なモビリティの実現です。
 本書は、次世代を担う若手研究者や経験豊富な有識者の合作です。課題解決に向けた時宜を得た書であり、わが国の地域モビリティ政策に新たな1ページを刻む良書です。より多くの方々のご参考になることを期待します。

永井 正夫 (公財)運行管理者試験センター 会長

地域モビリティは、車両・インフラ・制御などからなる技術体系と運賃制度や事業制度を含めた法制度体系などからなる総合システムによって供給されている。高齢社会が進み新型コロナ禍を経験し、わが国の地域モビリティにも今や大変革が求められる中、本書はその変革をどう推進すべきかについて俯瞰的、総合的な視点に立って実に挑戦的に論じている。技術分野から営業分野そして政策分野の読者まで広くお勧めしたい。

地域モビリティの再構築